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chiko's story

ママになった女性が『好き』を見つけて『仕事』にしてきたお話。

2.お子さんとのお話

2回目はお子さんとのお話を聞かせていただきました。とくやま

とくやまから見たら、珍しいくらいたくさんの コミュニケーションを取っているように見えるchikoさん親子。(ご本人たちは特別意識はしていないようですが…)。

前半では、chikoさんの仕事のことを、お子さんはどう感じているのかについて、

後半では、chikoさんの仕事から影響を受けたお子さんの職業観について、質問させていただきました。

楽しそうに話してくださるchikoさんとお子さん。

前半:お子さんから見た、お母さんの仕事・お母さんの働く姿。

なんとも意外!
お子さんから見たchikoさんの仕事は特別なものではありませんでした。

とくやま:
お母さんが今の活動をしていること、どう思いますか??とくやま

娘さん:

息子くん:
???

chikoさん:
笑笑。わかってないのよ。私が外で何をしてるか。

いわい:
え!そうなんですか?!いわい

息子くん:
なんとなくは、知ってます。家に取材が来たりもするし…。

娘さん:
私は最近、将来のことについてよく話すから、それで、少しずつお母さんの仕事についても教えてもらったりしてます。

いわい:
そういうもんなんですねぇ。。。いわい

chikoさん:
私のDIYは、もともと好きで趣味としてやっていたことでしょう?だから当たり前すぎて、子どもたちは、お料理やお掃除をすることと、DIYをすること、あんまり区別できてなかったと思うんです。

娘さん:
うん。小さいときは、他のお母さんも当たり前にお家でDIYしてるのかと思ってました。

息子くん:
ぼくは、お母さんみたいな仕事が普通にあるのかと思ってたから、小学生のときの職業調べの時間に、すごく一生懸命DIYクリエイターの仕事を探しました。

chikoさん:
名言が出たね。笑。

娘さん:
この話はよく出るね。笑。

息子くん:
ほんとに、ずっと探したんだよ。それで、どこにもなくて、(お母さんの仕事って、職業図鑑に載ってないんだなぁ…)って知ったんです。

いわい:
もうそれはびっくりの連続。そうかそうかぁ。いわい

とくやま:
でもなんか、大切なことがわかった気もします。私にとってはキャリアウーマンのchikoさんだけど、2人にとっては、いつも家事をしているお母さんなんだね。とくやま

息子くん:
お母さんはいつも家にいる。

娘さん:
うん。昔から、いつも家で何かしてるイメージはありました。

とくやま:
ちなみに、お母さんはDIYしているとき、楽しそうですか?とくやま

娘さん:
楽しそうにしてるときもあるし、イライラしてるときもある。ワークショップの前とか、材料の山に埋もれてたりするときとか…。

chikoさん:
笑。ワークショップ前で準備が立て込んでるときのことかな。

とくやま:
ふふふ。とくやまそういう姿も間近で見てきているんだ。

息子くん:
普段はなにしているかまったくわからないけど、本ができたり、テレビに出てたりすると、「あ。お母さんって働いてるんだな」って思います。

とくやま:
chikoさんに憧れる方もいたりするけど、お家の中から見たら、そんな風に思うんだね。とくやま

外の顔はビジネスウーマン。
お子さんから見たら、いつもお家にいるお母さん。

とくやま:
私からみたら、chikoさん親子はとっても会話が多いように感じるのだけど、それはどうですか?とくやま

娘さん:

息子くん:
???

chikoさん:
笑。そういう漠然とした質問は、子どもたちはわからないよ。

とくやま:
ごめんなさい〜…。とくやまお母さんのことが大好きみたいに見えるのだけど、どういうときにお母さんと話をしたくなるんですか?とくやま

娘さん:
あ。そういうこと。わたしと似ているところもあって。でも違うところもあって。共感もしてくれるんだけど、でも、ここはこうじゃない?って意見をくれたりもする。私のことをよくわかっているし、アドバイスをくれる。ひとりで考えてもどうしようもできないときに、すごくいい相談相手になってくれるんです。高校に入ってからは特によく話をするようになりました。

いわい:
なんとも頼もしい!すごいお母さんですねぇ!いわい

娘さん:
他のお母さんのことを知らないから、よくわからないけど…笑。

chikoさんのアトリエを覗く娘さん。

とくやま:
息子くんはどうですか?とくやま

息子くん:
ぼくは昔からなんでも話します。恋のこととか勉強のこととか。お母さんはなんでも対応できるから。

chikoさん:
ははは。中学生の悩みになんでも対応できる。

中学生男子の悩みになんでも対応できるchikoさん。

とくやま:
いや、もう、これってすごいこと。こんなに話しをするのもすごいし、その時間が当たり前のようにあるのもすごいと思います。とくやま

娘さん:
やっぱりそれは、お母さんがだいたい家にいるからかもしれない。

chikoさん:
家で仕事していることが多いからね。

とくやま:
そうなんだよね。私からみたら、chikoさんはいつも仕事をしているイメージなのだけど、お子さん2人から見たら、いつも家で見守っていてくれてるイメージなんだもんね。とくやま

chikoさん:
そうね。それが、こういう仕事をしていて良かったことのひとつでもあるよ。いつも家にいられるから、子どもたちの様子をいつも見られるし、(ちょっと変だな)と思うときにはすぐに声をかけられる。

とくやま:
なんともまあ『お母さん』だ。

chikoさん:
そりゃそうだよ。笑。

「いつもどんな感じなんですか?」という質問に「こんな感じかなぁ・・・」とこたえてくださっている様子。

後半:好きを仕事にしてきたchikoさん。お母さんをそばで見てきたお子さんの職業観について。

たとえ少しの時間でも、毎日のコミュニケーションを大切にするのがchikoさんの子育て。

いわい:
やっぱり子育てをするにあたっては、お母さんは極力家にいるべきなんでしょうか…?いわい

chikoさん:
それは、一概には言えないと思います。いろいろなこたえがあるから…。

いわい:
でも、chikoさんの歩んできた子育てだと、いつでも家にいて、イレギュラーに対応できた方がいいんですよね?いわい

chikoさん:
私の子育てはそんなに参考にならない、というのがまずはあるんだけど…。でも、ある程度パターンにはなるから。外で働くお母さんは、パターンにあわせて時間の都合をつけながら、子どもとコミュニケーションをとっているという話をきいたりします。

とくやま:
パターン?日常のパターンですか?とくやま

chikoさん:
そうそう。例えば子どもと話す時間でも、うちの場合、娘は朝で、息子は帰宅してから。

とくやま:
ゆっくり話しをするタイミングが、そういうパターンになっているんですか?とくやま

chikoさん:
そう。今は娘がごはんをつくってくれるから違うけど、昔は、私がキッチンにいるときには隣の場所の取り合いだったし。それで、2人が代わる代わるいろんな話をするの。いつも家にいなくても、そういう時間を大切にすることで、できることはたくさんあると思う。

とくやま:
毎日きちんと会話をすることが大きなポイントなんですね。とくやま

chikoさん:
そんな気がする。子どもたちの世界でも、毎日いろんなことが起こっているから。日々のちょっとした変化を少しずつでも把握するようにはしているよ。

とくやま:
そんなものなんですねぇ…。毎日の積み重ね…。それにしても。お料理をしているときとか、chikoさんの場合はDIYしているときとか、お子さんって、お母さんが家事をしているそばで話すのが好きなんですね。

chikoさん:
そう言われてみれば、そうかもしれないね。手仕事は見ていて面白いのかな。

『好き』を仕事にしてきたchikoさん。
お子さんへのアドバイスも、「まずは『好き』と思えることを大切に」。

いわい:
ちょっとそれてしまうんですが、気になって…。いわい今は、娘さんがよくごはんをつくるんですか?いわい

娘さん:
はい。最近、『食』にすごく興味があって。食べることも大好きなんですが、つくることに好奇心が湧いて仕方ないんです。いろいろな国のお料理を試してみたいし、どんどん知識を広げていきたい。

chikoさん:
食に興味がありすぎて、学校の勉強がつまらなくなってしまってるんだよね。

娘さん:
笑…。

お料理に興味がある娘さん。毎日ごはんをつくるのが楽しみなのだとか・・・。

いわい:
その気持ちは少しだけわかるなぁ…。いわい僕も、学生のときは学校の勉強以外のことにすごく興味が湧いてた。いわい

とくやま:
学生だと、やらなくてはいけないことがあるから、少ししんどいね。とくやま社会人になったら、やりたいことをやればいいから、だいぶ楽になるんだけどね…。とくやま

いわい:
やりたいことだけをやっている社会人はとくやまさんくらいだけどね。いわい

とくやま:
まだ、今は、少ないかもしれない…。とくやま

chikoさん:
笑。まだいまはそういう人は少ないよね。これから徐々に、一般的な職業観とか人生観とかは、変わってくる気もするけれど。

とくやま:
職業観という言葉がでましたが、お母さんがこうやって仕事をつくりだしていることについて、それを間近で見てこれてよかったなぁと思う瞬間はありましたか?とくやま

娘さん:
いま、まさにそう思っています。高校生になって自分の将来について考えはじめたとき、はじめのうちは、一般的な仕事のことばかり想像していたんです。この中からなにかを選ばなきゃいけないのかなって思い込んでいたから。でも、よく考えたら、私のお母さんは仕事を自分でつくってる。私も今ある仕事の中から選んで働くのではなくて、好きなことを仕事にできるのかもしれない、と、思いはじめているところです。

chikoさん:
私もつい言っちゃうの。好きなことを仕事にしたらいいよって。笑。

娘さん:
そう。そうやって後押ししてもらってます。笑。最近は食に興味があって、これを仕事にできたらいいな、と思ったり…。本当に、食に関することならなんでも知りたい。海外の文化も、食材についても、調理法についても。もっともっと知りたいし、自分でも試してみたくて、すごくウズウズしています。

いわい:
それは心から応援したいなぁ。。。やりたいことがあるって、それ自体が本当にすばらしいことだと 思います。いわい

とくやま:
息子くんは、お母さんがやっていることから、自分の将来の仕事について影響を受けたりしています か?とくやま

息子くん:
多分、ぼくもお姉ちゃんと同じで。今ある仕事から選択するんではなくて、自分で仕事をつくりだせばいいと、自然に感じていると思います。

とくやま:
息子くんにも、もうすでに好きなことがあるんですか?とくやま

息子くん:
僕は音楽が好き。

chikoさん:
好きなグループのギターのコードのこととか、永遠と話し続けるからね。

音楽が大好きな息子くん。ギターを持つと笑顔になります。

息子くん:
いくらでも話せる。音楽のことが本当に好きなんです。自分でプレイするのはもちろんだし、たぶん、すばらしい音楽をもっと自由に広げる仕組みづくりとか、そういうことも好きだと思います。

とくやま:
うわぁ…。なんだか、本当に新しい仕事の領域を目指してるって感じがしますね。広い視野…って感じ。とくやま

chikoさん:
中学生だし、まだまだ時間はたくさんあるから。自由に楽しく考えていたらいいんじゃないかと思って る。

いわい:
なるほど〜。たしかに、今ある仕事にむりやり自分をあわせて将来像をイメージするよりも、その方がいろんなことへのやる気が湧きそうですよね。いわい

とくやま:
今日は時間をつくってくれて本当にありがとうございました(お邪魔した日はテスト期間中でした…)。2人の正直な言葉から、ちこさんがお母さんとしての時間を大切にしていることがすごくよくわかりました。

娘さん、息子くん:
(*´-`)(*´-`)

いわい:
chikoさんも、ありがとうございました。いつもとは違うお話が聞けて、すごく興味深かったです。

とくやま:
本当に。すごく参考になるお話ばかりでした。最後に、chikoさんが子育てをする中で意識していること・大切にしていることがあれば、お願いします!

chikoさん:
私の話が子育てとして参考になるのかはわからないんだけどね…。子どものおかげで、お母さんにしてもらってるという感じです。ある程度大きくなったけど、今だって試行錯誤。ただ、意識しているのは、親が話す言葉の影響がすごく大きいということ。どうしたって、子どもは親の価値観を吸収してしまうから。できるだけ広い視野を持って、あと、子どもが見ていて安心できるように、できるだけ自分も人生を楽しむことを大切にしています。

いわい、とくやま:
ありがとうございました!!いわいとくやま